秋山丸日記

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秋山丸 「第 1 回 Art Wave」(アートウェイブ) 開催のご案内

「漁で使っている舟の塗装デザインを公募!! 」

梅沢海岸の網元「秋山丸」では3代目親方・秋山福蔵(87歳)を筆頭に、日々海の恵みに感謝しながら伝統漁を続けています。このたび漁で使用している船を新たに塗装するにあたり、「アート・ウェイブ」と題して、その塗装デザインを公募することになりました。入賞者には実際に船体に塗装して頂くというコンペを行います。是非、素敵な感性を生かしたデザインの応募を多数お待ちしております!

詳細は秋山丸フェイスブックまで!

@akiyamajibiki

ひと仕事終えて浜で暫しの休憩。

海を眺めながら語り合う二人の背中がカッコよかった。

この雰囲気は人生におけるさぞかし深イイ話をしているのだろう、と近付いて聞き耳をたてる。

漬け物の話だった…。

3月の陽気でようやく秋山丸の刺し網漁が本格的に始まった。

浜から朝日を拝み、船出してあさぼらけの富士山を眺めながら仕掛けた網を引き上げる。

親方と二人だけの小さな船は、アンコウ、ホウボウ、ヒラメ、カレイ、ブダイ、エイ、ギンザメ、コロザメ、アカ蟹などを積んで重たく沈みながら、仲間が待つ浜へと帰還。

幸先よいスタート。今年も安全でよい漁ができますように。

海恵謝恩

御年86歳の現役漁師である親方は、朝3時から一人小舟に乗ってまだ暗い海原に出ていく。やがて2時間ほど過ぎて、朝日が海原を照らし始めた頃、、、

浜で待ち受けていると、仕掛けた網を一人で上げ終えた親方が帰還。

出迎えた仲間たちが、船をコロに乗せて転がしながら浜に上げる。

それからは朝日を浴びながら、網に掛かった魚や貝を黙々と外していく作業が続く。

コルセットを装着した曲がった腰で、海を相手に、誰よりもテキパキ動くその人は…

我らの親方86歳、名は福蔵。

昼下がり、網を補修する親方の姿。ノーベル賞作家アーネスト・ヘミングウェイの短編「老人と海」に描かれたのは、キューバの海でカジキを狙う老人漁師サンチャゴ。それを彷彿とさせる面影だ。ちなみに「老人と海」、まだ読んだことは無い。

「湘南の最果て」と揶揄される二宮町は小田原と平塚に挟まれた知る人ぞ知る町。でも車でも電車でも都心へのアクセスは1時間ほど。小さな町に恵まれた衣食住の環境がコンパクトに収まった穴場の町です。

町の幼稚園の庭は相模湾を臨む松林。遠く伊豆大島が臨める。


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